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Tuesday, May 7, 2019

10連休は鯨類から

10連休の最初の三日は紀伊半島の南のほうへ行ってきました。このムービーを見るだけでどこだかわかる人もいるはずです。


そう、太地町のくじら博物館です。レアなマダライルカ、スジイルカ、シワハイルカ、カズハゴンドウ、さらに、スピカという名前のついているアルビノのハンドウイルカが屋内の水槽で悠々と泳いでいました。そして、屋外のクジラショーエリアではオキゴンドウとハナゴンドウ。腹びれのあるイルカについての学術的な展示コーナーやクジラにまつわる生物学そして文化についての展示エリアも満喫しました。

海洋生物の研究はまだまだこれからです。可愛い生き物を材料にするのは残酷、って思われるかもしれませんが、環境DNAを検出することにより非侵襲に調べられることもあります。そして、ゲノム情報さえ得られれば、ほんとうにノータッチで自然の驚異に迫ることが可能です。

Wednesday, February 22, 2012

ささやかなカルチャーショック

日本に着いて4日目。すでにいろいろ「あっ、日本ってそうだったな〜」という体験をいくつもしました。


歩道を走る自転車に少し怯えたり

詫びるようなことなどしていないのにしきりに「すいません」という店員さん

レストランに入ると、水を無料で注いでくれたり、机上に置かれた氷水の大きなボトルが使い放題だったり

あとは、ごく自然なことですが、日曜に店が開いている!

とか。


まだまだいろいろありますが、気分のいい新発見は少なくありません。生活はほぼゼロからのスタートでセットアップに時間がかかりますがなんとか毎日進んでいます。


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Wednesday, November 23, 2011

ドイツの中の日本1

 先週末はBaden-Badenという温泉街で週末をすごしました。そこでとった写真を一枚(↓)


仏像の顔の部分だけ取り出したような置物が、日曜日のため閉ざされた眼鏡屋のショーウィンドウに並んでいたのです。しかも、頭から羽のようなものが・・・、生えている。
旅行代理店の店先にも、アジア方面の旅行のプロモーションのためでしょうか、仏像風の置物が置いてあることもしばしば。我々の住む街のよく通る角にも座像があり、息子がもっと小さかったころは、そこを通るたびに「ダイブツ!」と叫んでいたものです。

仏教はもともと日本のものではないですが、それはさて置いて、我々日本人が見たときに「えっ!」と思ってしまう、欧州人あるいはドイツ人の日本やアジアへのイメージやそのエッセンスの取り出し方に出会うことは多いものです。

今日はこの写真一枚だけですが、続いて他の「えっ!」についてもいろいろ書いてみようと思っています。

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Monday, July 18, 2011

ファーストネームで呼べますか?

数年前、ゲノムシーケンシングセンターで行われた会議のためにBostonを訪れました。立ち寄ったStarbucksにて、ドリンクを注文した際に、「名前は?」と聞かれ、とまどった記憶が。

名前を告げておくと、注文したドリンクを手渡してくれるときにその名前を呼んでくれるわけです。店員からすればたった数十秒で不要になる情報、日本なら番号札を渡すようなシステムになるでしょうか。実際には、日本のStarbucksではどうしているでしょうか?

そんな場面で、当然、現地人らしき人たちは、ファーストネームを名乗っていました。実は欧米のファーストネームはえてして多様性を欠いています。米国では比較的多様な印象がありますが、同じ店にDavidが二人ほぼ同時にいることだって珍しくないはず、なんて考えてしまいます。


さて、話はドイツへ。ファーストネーム事情について、私の観察の貴重なサンプリング対象は、

1)講義・実習などの学生(日本でいう2回生-学部のシステムについては過去ブログ参照)
2)5歳の息子の通う地元の幼稚園の子供

です。同じ世代でまとまった数を見れるので傾向をつかみやすいのです。とくに1)の集団については、解剖実習などで相手にする1学年全体、つまりおよそ100人の学生の解剖スケッチをチェックする際にファーストネームを音読し、成績をつける際にすべての姓を確認するという作業を毎年しているので、名前に異常に詳しくなります。

近年、外来のファーストネームが増えてきていますが、ある程度多様性は限られています。その中でも、伝統的な比較的長い名前(Alexander, Friedrich, ....)は減って、短い名前、しかも、ごく最近では(今の幼稚園世代)、とくに「L」で始まる名前(Lukas, Luna, Linus, Lion, ....)が増えているようです。そして、ドイツ語の教科書に出てくるようなLudwig, Helmut, Ursulaなどという名前は、もはや現在のTeenager以下には見当たりません。

同僚の教授の先生方とは、自己紹介をしたあとは、例外なくファーストネームで呼び合うことになります。そして学生ともファーストネームで、ということになります。しかし、相手と場合によるということを気に留めておく必要はあるでしょう(こちらも参考に)。

あと、欧米のファーストネーム文化に慣れていないと難しいのは、男女の区別です。短縮された場合には、男女両方ありうる、という名前もあります。たとえば、

Pat => Patricia (女性) あるいは Patrick (男性)
Alex (or Aleks) => Alexandra (or Aleksandra) (女性) あるいは Alexander (男性)

とくにオープンな南ドイツにいると、ファーストネーム文化にどっぷりということになるのですが、逆に違和感があるのが、スポーツ選手の名前は律儀にファミリーネームで呼ばれるということです。ちなみに、昨日までのW杯で殊勲を挙げた澤選手は、ドイツ語の読み方では、「ザヴァ」という感じで呼ばれてしまっています。一夜明けた日本代表の様子、ドイツのニュースからどうぞ。

Tuesday, July 5, 2011

ドイツ人に尋ねる-「どちらの出身ですか?」

私の経験では、ドイツ人に「どちらの出身ですか?」と尋ねると、往々にして知らない場所の名前が返ってきます。日本で同じ質問を尋ねたときには、もう少し高い頻度で、有名な街の名前が返ってくると思うのです。

なぜか?

私が知っている街の数が限られている、ということは否定できません。

しかし、私の印象では、それ以上に、

1.ドイツでは、人口の分布がまばらである
2.ドイツ人は、自分の故郷に誇りを持っており、近くにある大都市の名前で代用しない

という理由が背後にあるような気がします。エネルギー政策だけでなく、興味深い違いがいくつもあります。