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Sunday, March 25, 2012

刺激的な食生活

もう3週間も書いていませんでした。日本の職場でのリスタートも、生活のセットアップも容易ではありませんでしたが、やっと地に足つけてこの状況を深く考えるというか、まだ慣れない部分の多い、ぎこちない生活を楽しめるようになってきました。

大げさに書くつもりはないのですが、いろいろ「えっ」と思うことがやはりあります。日本から離れているときに考えていた「自分の知っている日本」が間違ってものであると気づかされることもあります。自分の印象がねじまげれていたケースと、離れている間に変わったというケースがあると思いますが、どちらであれ、それも新発見です。

表面的なことではありますが、毎日食事が新鮮でたまりません。こんな風に感じられるとは思ってもいませんでした。コンビニ弁当も、ラーメンも、パン屋でみかけるドイツ語風(?)の名前の付けられたパンでさえ。

街を歩いていて一番感じるのが、人々が楽しそう、幸せそうに見えないことでしょうか。これはドイツにいたときとの一番大きく、根源的に重要な違いかもしれません。とはいえ、私の周りにいてくれる人たちの多くは頼もしくエネルギーに満ちていて、ともに過ごすことで元気になれそうだ、と思えることは非常にうれしいことです。

話は変わり、今夜はBundesliga、Borussia Dortmundの試合です。サマータイム(Sommerzeit)に入り、時差は7時間。日本時間で24:30からになります。首位堅守なるか?


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Monday, July 18, 2011

ファーストネームで呼べますか?

数年前、ゲノムシーケンシングセンターで行われた会議のためにBostonを訪れました。立ち寄ったStarbucksにて、ドリンクを注文した際に、「名前は?」と聞かれ、とまどった記憶が。

名前を告げておくと、注文したドリンクを手渡してくれるときにその名前を呼んでくれるわけです。店員からすればたった数十秒で不要になる情報、日本なら番号札を渡すようなシステムになるでしょうか。実際には、日本のStarbucksではどうしているでしょうか?

そんな場面で、当然、現地人らしき人たちは、ファーストネームを名乗っていました。実は欧米のファーストネームはえてして多様性を欠いています。米国では比較的多様な印象がありますが、同じ店にDavidが二人ほぼ同時にいることだって珍しくないはず、なんて考えてしまいます。


さて、話はドイツへ。ファーストネーム事情について、私の観察の貴重なサンプリング対象は、

1)講義・実習などの学生(日本でいう2回生-学部のシステムについては過去ブログ参照)
2)5歳の息子の通う地元の幼稚園の子供

です。同じ世代でまとまった数を見れるので傾向をつかみやすいのです。とくに1)の集団については、解剖実習などで相手にする1学年全体、つまりおよそ100人の学生の解剖スケッチをチェックする際にファーストネームを音読し、成績をつける際にすべての姓を確認するという作業を毎年しているので、名前に異常に詳しくなります。

近年、外来のファーストネームが増えてきていますが、ある程度多様性は限られています。その中でも、伝統的な比較的長い名前(Alexander, Friedrich, ....)は減って、短い名前、しかも、ごく最近では(今の幼稚園世代)、とくに「L」で始まる名前(Lukas, Luna, Linus, Lion, ....)が増えているようです。そして、ドイツ語の教科書に出てくるようなLudwig, Helmut, Ursulaなどという名前は、もはや現在のTeenager以下には見当たりません。

同僚の教授の先生方とは、自己紹介をしたあとは、例外なくファーストネームで呼び合うことになります。そして学生ともファーストネームで、ということになります。しかし、相手と場合によるということを気に留めておく必要はあるでしょう(こちらも参考に)。

あと、欧米のファーストネーム文化に慣れていないと難しいのは、男女の区別です。短縮された場合には、男女両方ありうる、という名前もあります。たとえば、

Pat => Patricia (女性) あるいは Patrick (男性)
Alex (or Aleks) => Alexandra (or Aleksandra) (女性) あるいは Alexander (男性)

とくにオープンな南ドイツにいると、ファーストネーム文化にどっぷりということになるのですが、逆に違和感があるのが、スポーツ選手の名前は律儀にファミリーネームで呼ばれるということです。ちなみに、昨日までのW杯で殊勲を挙げた澤選手は、ドイツ語の読み方では、「ザヴァ」という感じで呼ばれてしまっています。一夜明けた日本代表の様子、ドイツのニュースからどうぞ。

2011年、日本を変える年

こちらでは20:45、まだ外は明るい時間のキックオフでした。たくましい女性たちの戦いは、世界のどこにいてもなかなか心の晴れない私たち日本人に、勇気と大きな希望を与えてくれました。

私自身、10歳のときに地元のいわゆるスポーツ少年団でサッカーをはじめ、それから今まで、多かれ少なかれ生活の一部がサッカーとつながっていました。女子サッカーとはいえ、フル代表で世界の舞台で優勝を飾る日が来ることをイメージすることは、つい数日前までできませんでした。非常に感慨深いものがあります。

日本では、きょうは祝日なのですね。こちらは通常の月曜日ですから、これから寝て、そして出勤です。

ちなみに、ドイツの祝日は結構少ないのです。それでも、たいていの人は有給休暇をみっちりとって、年間の日数でいうと日本人よりだいぶ多く休むことになるのでしょう。

あと、祝日が州によって違うとか、暦に従いイースターなどの祝日のタイミングが年によって大きくずれるという点で、日本のとは違います。

Monday, July 11, 2011

サッカーに見たドイツの女性

一日たって、落ち着いてこの話題に触れたいと思います。正直、こちらの生活における文化の壁などで溜まった鬱憤晴らしにムキになって見てしまいました。

(もちろん毎日鬱憤ばっかり溜めているわけでは決してないのですが、地に足つけてそこそこの期間暮らしているとやはりいろいろあります)

特に日本選手と比べた場合、身長、体格が違うことが 最初の衝撃だと思います。そして、プレーの中身(ヘディング、サイドチェンジのための強いパス)は男子に追いつきそうなレベル。

ドイツの女性、街でも力強いシーンを頻繁に見ます。子連れの自転車ママの常套手段は、牽引(けんいん)車です。これはヨーロッパの他の国でも見たことがありません。

昨日の試合は、まさに日本チームのメンタルの勝利だったと思います。ドイツのチーム、メンタル的に脆かった。しかし、けっしておとなしいわけではないです、ご覧になったとおり。

やはり、この国では文句を言わないと進まないこと(=文句を言えば言うほどよく進むこと)が多々あります(もちろん他の国でもそうでしょうけど)。女性といえども、黙っていては損をします。その文化を生き抜くメンタリティはドイツ人には備わっています。昨日の試合にそのアナロジーを見ることが出来ました。審判、敵チームへの態度、そして、点を入れられたときのリアクションなど。ただ、そのメンタリティは勝利に必要な種類のものではありませんでした。

試合後、ドイツのある選手が公式談話として口にしました(Sueddeutsche.deより)。

" ...... Wir hatten alle Pipi in den Augen " 「(かなしすぎて)おしXこがぜんぶ目からでちゃうくらい」

・・・ なでしこは絶対に言いませんね。