Saturday, December 10, 2011

まだクリスマス前なのに

 街には、こんな広告がちらほら。いわゆるカーニバル(Fasnacht)のイベントです。




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Wednesday, December 7, 2011

国際生物学賞

 月曜まで一週間日本に行っておりました。国際生物学賞という特別な賞にともなうシンポジウムでの講演の機会をいただいたためです。今回の受賞者であるEric Davidson博士については、いろいろなサイトで紹介されているとおりです。

Eric Davidson博士の研究内容、そして今回のシンポジウムの内容を踏まえ、私の研究、というか私が今回発表した内容がどういう位置づけになるのか。

遺伝子セット自体は変わらないけど遺伝子の制御が変わることで発生プログラムが変化し、おもに動物のボディプランの多様性につながった、とする考えが主流で、Davidson博士の研究もそこから展開したわけです。

全ゲノムシーケンスが行われる以前は遺伝子セットの変化を正確に記述するという、実は基本的な部分については目をつぶって話を進めるしかなかった、したがって、制御が注目されたのはある意味、当然。

全ゲノム(実際には「完全」なものが得られるわけではないが)の情報が得られるようになった現在、これまでの考えではカバーできなかった遺伝子セットの変化をまず正確に記述することが重要です。そして、情報学によるリストづくりに固執することなく、表現型のちがいと結びつけることのできる生物学者の目に触れるところで成果を発表していくことを心がけています。

自分のルーツや今の立場を思い出させてくれる、そしてこれからを照らしてくれる予感のするいくつもの出会いがありました。この貴重な機会をつくってくださった方々に感謝しています。

さいごに、帰りの機内からの写真を一枚。




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Thursday, November 24, 2011

ドイツの中の日本3

再び、ドイツのテレビで流れる日本関連のCMを。

(音声の楽しめる環境でどうぞ)



 これを見たときには驚愕しました。語学教材のCMで、日本語以外の教材も売られているのに、わざわざ日本を取り上げたのです。他の言語を学習しているバージョンのCMは見たことがありません。

シャワーあがりのパートナー(?)に、「なにしてるの?」と聞かれ、「日本語を勉強しているんだよ」と。

え?いままで内緒だったのか、とつっこみをいれたくなりそうなシーンです。

印象的だったのは、下で紹介したビールのCMは、まさに今年3月11日の地震を機にまったく見ることができなくなる一方、「抹茶大好き」のCMは 頻繁に見られるようになったことです。ドイツ在住の方、お気づきになっていたでしょうか。


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ドイツの中の日本2

きょう取り上げるのはドイツで流れる、日本に関係したテレビCM。

(音声の楽しめる環境でどうぞ)



ドイツ語でなんとか会話しようとなどせずに、平気で日本語で注文する日本人。もちろん理解できないウェイトレス。

横から関係の無いはずのドイツ人が、「日本人は優しいから、自分の分もあわせてビール3本注文したいんだって」と自分の都合のいいように勝手に注文してしまう。

でも、日本人はなんのことかわからぬまま満足そうに乾杯。


少なからず、こんな風にみられている、ということなのだと思います。

Wednesday, November 23, 2011

ドイツの中の日本1

 先週末はBaden-Badenという温泉街で週末をすごしました。そこでとった写真を一枚(↓)


仏像の顔の部分だけ取り出したような置物が、日曜日のため閉ざされた眼鏡屋のショーウィンドウに並んでいたのです。しかも、頭から羽のようなものが・・・、生えている。
旅行代理店の店先にも、アジア方面の旅行のプロモーションのためでしょうか、仏像風の置物が置いてあることもしばしば。我々の住む街のよく通る角にも座像があり、息子がもっと小さかったころは、そこを通るたびに「ダイブツ!」と叫んでいたものです。

仏教はもともと日本のものではないですが、それはさて置いて、我々日本人が見たときに「えっ!」と思ってしまう、欧州人あるいはドイツ人の日本やアジアへのイメージやそのエッセンスの取り出し方に出会うことは多いものです。

今日はこの写真一枚だけですが、続いて他の「えっ!」についてもいろいろ書いてみようと思っています。

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Monday, November 21, 2011

ドイツでPhD - 'Organismal Biology'

 私が関わっているMax Planckの大学院プログラムの4月からの学生の募集が出ましたので、宣伝しておきます。

大学院のプログラム名にあるように「organismal biology」がトピックとなっていますので、生態学や動物行動学が主眼です。ゲノム学もこの一環だという考えもあることから私のチームも組み入れてもらうことができました。私の学生一人はこのプログラム内でPhDのためのプロジェクトを進めていますが、分野的にマイノリティなので、プログラム全体のイベントでは少しきつそうです。

ちなみに、今回は私のチームに加わる学生の募集は行っていません。

Friday, November 18, 2011

大学事務についての驚き

今年のコンスタンツはさいわいまだ雪が降っていません。過去には10月に降ったこともあるので、今年の寒さはまだマシなほうか。

年金やら税金やら、最近は大学の事務の人の世話になることが多く、事務の部屋がかたまっている領域に足を踏み入れることが多いです。最初のころは他にも違うところが多すぎてとくに気付かなかったのですが、事務の部屋の基本的な構造に、日本とドイツでは大きな違いがあるのです。

私の見聞はあくまでもここの大学に限られるのですが、おそらくドイツの他の大学にもあてはまると思います。

その違いというのは、


事務方の人が、一人一部屋もっている、ということです。


日本だとたしか、大部屋に10人20人なんてのがよくある風景だと思います。おかげで、コミュニケーションはとりやすそうです。ドイツでは、私が聞いた範囲では、人事や保険など、大学職員や学生のプライバシーに関わる要件を多く扱うので、それら外部のスタッフが相談にきたときなどを想定し、部屋が区切ってあるとか。

一人あたりの面積でいうと、おそらく研究室などが置かれている場所よりも、事務方の領域のほうがはるかに豊かなスペースが確保されているのだ、とあるときに気づいたのです。

そういえば、誰かこちらの非ドイツ人がいっていました。

「この大学にいると、なんだか事務の人の仕事を確保するために研究しているみたいだ」 と。

以前のブログ記事にも書いたように、事務の人にコンタクトをとってみると、「2週間いません。代わりの方にお願いします」と自動返信のメールが返ってくることが、まぁ5回に1回くらいはある気がします。もともと休暇の取得についてのプレッシャーが弱いうえに(研究者でも)、部屋が区切られていて各自独立して仕事をするような環境では、仕方のない結末でしょうか。

またこれもドイツ、ということで。
しかし、以前、立て替えた旅費の返還が6ヶ月遅れたときはさすがに納得いきませんでした。


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Wednesday, November 16, 2011

寒い冬へ、そして欧州で若手PI

昨日あたりからさらに冷え込み、きょうは最高気温5℃となっています。

以前紹介したでしょうか。EUワイドなグラントスキームERCの若手部門(Starting Grant)の応募が最近締め切られました。一方で、シニア部門(Advanced Grant)の受給者の発表も最近行われました。

少なくとも若手部門に関しては、受け入れ研究機関がEU内(厳密に「EU内」かどうかは自信がありません)にあれば、日本からでも世界のどこからでもアプライできるはずです。また、受給決定後、および開始後に受け入れ研究機関を変更することも場合によってはできるようです。若手PIとしての自分の給料も、このグラントから支払うことが可能です。 「ERCを持っている」なんて問い合わせてみたら、よい条件(スペースなど)を与えてくれる研究所・大学は多いだろうということは想像できます。そういうグラントのようです。

Sunday, November 13, 2011

「時代」―桑田佳祐のカバーで

なんとなくそんな気分なんで、これを貼り付けておきます。
音の出せる環境でお楽しみください。

Friday, November 11, 2011

ドイツの年金2

 先日、ドイツの年金受給資格の確認のため、ドイツの年金機構(Deutsche Rentenversicherung)の出張オフィスを訪ねました。

結果をまず書くと、こちらから提出すべき証明書が足りず、また出直しとなりました。ただ、いろいろ新しく知ったことが幾つかありました。ひとつは、私の妻も、仕事をしていないにもかかわらず(老後の年金受給のための月単位の支払いを現在行なっていないにもかかわらず)年金の受給資格があるということです。理由は、3歳以下の子供をドイツで養育していた期間があり、かつ日本での十分な年金支払期間があるからです。はい、非常にややこしいです。

私の場合は、2種類の異なる雇用契約をしてきたこともあり、非常に込み入ったケースかと思います。 そのおかげで、この興味深いテストケースから何か得ようと、大学の事務方のスタッフ2人も、私のオフィス訪問に同行してきました。私としては、ドイツ語でのやりとりに自信がないので、彼らがいてくれて非常に助かったのですが。

個々人で状況は大きく異なると思います。そこで、疑問のある方、あるいはドイツで仕事をしてドイツを近いうちに去る方は、Antrag auf Kontenelaerungという手続きがありますので、これを行うと疑問がは晴れる、あるいは、あとで楽かもしれませんので、おすすめしておきます。これが、まさに私が今行おうとしていることです。(関係書類はこちら)

上に書いた、提出を要求された証明、というのは、私の日本での高校在籍を示す書類のことです。高校の卒業証書でよいはずです。次の一時帰国の時に、実家で探すことになります。ドイツの場合、高校卒業時にAbiturという試験をうけて、それがのちのち重要な最初の「学位」となることから、その証明をいつでも提出できるように持っているのが普通のようです。それに対応するものを日本人に求められると少し困ってしまう、ということです。


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