どうあるべきか?私は、自ら納得しての行動であるべきだと思っています。きっかけが何であるにせよ。
何について書いているかといいますと、学術界での研究者の週末の時間の過ごし方についてです。もちろん週末に限定する必要はないのかもしれません。
自分が学生であったときのこと、そして、自分が学生を指導するいま。いろんなことを考えますが、結局場合によりけり。
やはり、具体的な事象を挙げて議論するのが実践的でしょうか?ということで、こちらをどうぞ。
1996年に書かれたこのレターは、昨年6月に、Chemistry Blogというサイトに公開されたのだそうです。 さまざまな反応がこれらのサイトに書き込まれています(こちらにも)。
「Industry(学術界のそと)ではあたりまえだよ」 「これが嫌で大学院やめたんだ」
など、いろいろ。
ちなみに、レターを書いた当の本人は、私も共同研究などのため時々訪れるチューリヒ工科大学に現役の教授として健在だとか。
あと、時間を忘れ没頭して神経を注いだ結果として、サイエンスでこそ味わえる発見の醍醐味があることも忘れてはいけません。
日本では「遅くまでやっている奴はもっと要領よくやって、早く帰ってリラックスしなさい」なんて言葉を聞いたことがありました。しかも、それでも残ってやっている連中はいるものです。いっぽう、欧州でこれを言ってしまうと、大抵のところでは、ほんとにラボから誰もいなくなってしまうでしょう。
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