Wednesday, June 22, 2011

「留学」- ビフォーアフター(1)

私のようなケースは「留学」と呼ばれるのか、よくわかりません。おそらくそうでしょう。

たいていはポスドクとして海外で2,3年やってみる、というケースが多いでしょうか。いっぽう、PIなら2,3年ではなかなかまとまった仕事にするのは難しいでしょう。

来る前に想像していたものと、現実、そしていま考える理想と、比較してみたらどうなるか?

実際は、来る前には想像できなかったことが山ほどあり、比較はできません。どういうことが想像できていなかったのか、そんなことを、同じようなキャリアを経験した先達から指南してもらえていたら、もっとうまくやれたのかな、なんて思うこともあります。しかし、すべての体験がオリジナル。それは、「留学」している間だけでなく、その先もずっと。

いまの苦労と充実を自分なりに消化し、単に忘れていくだけでは惜しいので、こうやって書いています。もし、欧州でPh.D.、ポスドク、PIをしたくて、疑問などある方は、ぜひご遠慮なく右のメールアドレスにメッセージを書いてみてください。何かのきっかけになるかもしれません。

今日の苦悩: 大学の事務の保険担当の人からメール。ドイツで払っている年金(強制)について。非常にややこしい話で書きませんが(いろいろ調べたので、長々と書けるのですが)、想像していなかった種類のことというのはまさにこういう類のことです。

そんなこんなで、落ち着きませんが、創造的なサイエンスを続けていきましょう!

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