Monday, July 11, 2011

サッカーに見たドイツの女性

一日たって、落ち着いてこの話題に触れたいと思います。正直、こちらの生活における文化の壁などで溜まった鬱憤晴らしにムキになって見てしまいました。

(もちろん毎日鬱憤ばっかり溜めているわけでは決してないのですが、地に足つけてそこそこの期間暮らしているとやはりいろいろあります)

特に日本選手と比べた場合、身長、体格が違うことが 最初の衝撃だと思います。そして、プレーの中身(ヘディング、サイドチェンジのための強いパス)は男子に追いつきそうなレベル。

ドイツの女性、街でも力強いシーンを頻繁に見ます。子連れの自転車ママの常套手段は、牽引(けんいん)車です。これはヨーロッパの他の国でも見たことがありません。

昨日の試合は、まさに日本チームのメンタルの勝利だったと思います。ドイツのチーム、メンタル的に脆かった。しかし、けっしておとなしいわけではないです、ご覧になったとおり。

やはり、この国では文句を言わないと進まないこと(=文句を言えば言うほどよく進むこと)が多々あります(もちろん他の国でもそうでしょうけど)。女性といえども、黙っていては損をします。その文化を生き抜くメンタリティはドイツ人には備わっています。昨日の試合にそのアナロジーを見ることが出来ました。審判、敵チームへの態度、そして、点を入れられたときのリアクションなど。ただ、そのメンタリティは勝利に必要な種類のものではありませんでした。

試合後、ドイツのある選手が公式談話として口にしました(Sueddeutsche.deより)。

" ...... Wir hatten alle Pipi in den Augen " 「(かなしすぎて)おしXこがぜんぶ目からでちゃうくらい」

・・・ なでしこは絶対に言いませんね。

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