日本でいうCOEのような大規模funding programがドイツにもあり、「Exzellenzinitiative (=excellence initiative」(こちらも参考に)と呼ばれています。
一般にドイツの教育水準は、南高北低といわれます。南のBayern州やBaden-Wuerttemberg州は水準が高いという意味です。このExzellenzinitiativeの選定結果(こちらのほうがシンプルでわかりやすい)にも大きく現れています。
もちろんMax-Planck研究所など、別予算で運営されている研究所は選定の対象になりません。ドイツに来る日本人研究者の多くはMax-Planck研究所にお世話になるのでしょうか。詳しく知りませんがそうかもしれません。しかし、大学へ行くのなら、このような大学自体の持っている基本的なfundingの情報、留学前に調べてみるのもよいのではないでしょうか?ドイツでなくても、似たタイプのプログラムはあると思います。
私の勤務する大学も、私が移って半年後にExzellenzinitiativeに選定されました。そのときは、正直、何のことかよくわかっていませんでしたが、やはりいいことはいろいろありました。そのおかげで雑用も増えたような気もしますが。
4年ほど前に選定された大学は、第一期を終え、更新のための申請の準備期に入っています。第一期の成果を踏まえ、再検討が行われるのです。地図に印のある大学のいくつかは権利を失うだろう、そして、新たに選ばれる大学があるだろう、と言われています。
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